スマホさえあれば、それまで出会えることのなかった素敵なパートナーにも出会えるかもしれないマッチングアプリ。
とても便利なサービスにも思えますが、人によってはあまり合わないこともあります。
そんなマッチングアプリをおすすめできない理由と不向きな人について解説します。
マッチングアプリがおすすめできないとされる理由
書かれているプロフィールが嘘かもしれない
マッチングアプリと言えば、写真やプロフィールなどを見て自分の好みであったり、相性がよさそうであればマッチングするというのが基本の形です。
しかしその肝心のプロフィールは必ずしも本当のことが書かれているとは限りません。
マッチングアプリのタイプにもよりますが、身分証明などが必要のないサービスではプロフィールを「盛っている」ことも珍しくなく、また意図的に嘘を書いている人もいます。
そうした嘘を見破れない人には危険かもしれません。
ミスマッチされる可能性もある
近年ではAIなどを使用してより精度の高いマッチングを売りとしているサービスもありますが、それでもミスマッチは一定数起こり得ます。
本来ならばまったく相性が良くない相手がなぜかマッチングされてしまったり、あるいは一見相性がよさそうでも肝心の部分でまったく合わない人とマッチングされたり。
また合いそうだったのに実際に会ってみたら全然ダメだったということも珍しくありません。
見知らぬ者同士が出会うサービスである以上、そうしたリスクは常にあります。
年齢や身長、年収などの条件が厳しいサービスも
たとえば身分証明が厳密に求められる婚活アプリなど、プロフィールにより高い正確さが求められるマッチングアプリでは、逆にその正確なプロフィールそのものが仇となってしまうこともあります。
大抵の人は相手に理想の容姿やスペックを求めるものですよね。
それは相手にとっても当然そうで、女性ならば年齢、男性ならば年収など、より高いレベルを求められる部分に関しては、あまり芳しくないスペックの場合には無常に切り捨てられてしまうことは少なくありません。
「マッチングアプリはおすすめしない」と言う人はどんな人?
結婚相談所に勤めている
様々なマッチングサービスの中でも、最終ゴールとも言える「結婚」そのものを明確な目的としているものとして結婚相談所があります。
結婚相談所にとっては、より気軽な出会いが楽しめるマッチングアプリはライバルのようなもので、もちろん快い存在とは言えません。
そうした人たちにとっては、自分が勤めている結婚相談所と比べてマッチングアプリの悪いところばかりが見えるといったこともあり、やはりおすすめできるとは言い難いでしょう。
マッチングアプリでひどい目に遭った人
実際のところマッチングアプリには危険な側面もあり、被害を受ける人も少なくありません。
サクラや宗教の勧誘、あるいは美人局や詐欺など、刑事事件に関わるような大きな被害に遭う可能性もあります。
そして本当にそうした被害に遭った人にとっては、勿論マッチングアプリをすすめたいという気持ちにはなれないでしょう。
単純に良い印象を持っていないということもありますし、他の人に自分と同じような気持ちになってほしくないということもあるはず。
結論を言ってしまえば、人による
これを言ってしまえば身も蓋もありませんが、実のところマッチングアプリが合うかどうかは結局それぞれの人の相性によるところもあります。
また提供されているサービスも千差万別で、そのサービスとの相性もあります。
現実としてうまく使いこなして素敵なパートナーと出会えたという人もいますし、危険をうまくかわしながら楽しく遊んでいる人もいます。
つまり自分との相性でどう使いこなせるかが大事であって、マッチングアプリだから即おすすめできない、ということではないとは言えるかもしれません。
マッチングアプリがおすすめできない人の特徴
マッチングアプリが向いていない人の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
異性が苦手、コミュニケーションも自信がない
異性との出会いを求める中の一定数は、そもそも異性にあまり慣れていないという人もいますよね。
決して嫌いというわけではなく、むしろ好きで求めてはいるんですが、これまでの出会いにはあまり恵まれておらず、コミュニケーションにも自信がない。
そういった人にはマッチングアプリは少々ハードルが高いかもしれません。
なぜならばマッチングアプリは初対面の相手とメッセージなどでやり取りすることがとても重要で、コミュニケーション能力こそが問われるものだからです。
求めているのが結婚相手
結婚相手を本気で求めているという人にも、マッチングアプリはあまり向いていないかもしれません。
なぜならばマッチング利用者の多くは、まずは気軽な出会いを求めているものであり、たとえ真剣であったとしても、まずは恋人からという人がほとんどでしょう。
いきなり本気で結婚相手探しているという人はあまりおらず、もしもそうしたものを求めているならば、それに限定した婚活専門のアプリか、結婚相談所を利用するほうが効率は良いと言えるでしょう。
相手をすぐに信じてしまう人
マッチングアプリは悪い言い方をすれば、騙し合いという側面もあります。
どれだけ自分を良く見せて相手に気に入られるかが大事であり、本気で騙すつもりがない人でも、ある程度は自分のことを高めに見せようとすることがほとんどです。
そのため相手の言うことを信じやすく騙されやすいタイプは向ていないと言えるでしょう。
またちょっとした嘘に騙されるくらいならばまだ良いですが、本物の詐欺に遭ってしまう可能性もあるので、利用はおすすめできません。
こまめなメッセージのやり取りなどが面倒な人
マッチングアプリにおいて、こまめなメッセージのやり取りは欠かせません。
相手にとってもメッセージ以外に人柄などを知る手段はないため、積極的なコミュニケーションがマッチングを成功させるカギとなります。
コミュニケーション自体は苦手でなくとも、頻繁なメッセージのやり取りや相手の話を聞くことが苦手といったタイプは、まずはメッセージが主体となるマッチングアプリの利用はあまり向いていないと言えるでしょう。
複数の人と同時にやり取りするのが苦手
あまりマッチングアプリに慣れていない人からすると驚くかもしれませんが、マッチングアプリでは同時に複数の相手とやり取りをすることが普通です。
もともと本命一人だけに絞るようなやり方はマッチングアプリのシステム的にも難しく、実際に会ってみないと本当に自分が求める相手かどうかもわかりません。
そのため男女問わず複数の相手と同時にやり取りすることが基本となりますが、複雑で混乱するとか、不誠実な気がするといった人にはおすすめできないでしょう。
マッチングアプリが向いている人のタイプ
まずは恋人からはじめたい
いきなり本気の結婚相手を求める人はマッチングアプリにはあまり向いていませんが、それよりも前の恋人の段階からゆっくりと付き合っていきたいという人にはマッチングアプリの利用は向いています。
利用者のほとんどは、仮に遊びではなく本気であってもまずは相手の人柄を知ることから始めて、徐々に親しくなっていくことを望みます。
そういった点でまだ焦っているほどではなく、恋人から始めていきたいという人には合っていると言えるでしょう。
コミュニケーション能力に自信がある
マッチングアプリは見知らぬ者同士が出会い、相手のことを知りながら徐々に距離を縮めていくものです。
そのためコミュニケーションは基本で、この能力に長けているほど成功率も高くなります。
メッセージのやり取りや、初対面において相手の緊張をやわらげたり、距離を縮めるのが上手い人ほどマッチングアプリは使いやすいサービスと言えるかもしれません。
コミュニケーション能力に自信のある人ならば、まずは試してみることも一つの方法です。
スペックに自信がある
スペックとは、ルックスや身長、年収、学歴、年齢など、数値的に判断のできる人間の尺度です。
マッチングアプリを利用する人の多くは、もちろんできるだけ自分の理想に近い異性と出会いたいと思っています。
そのためスペックの低い相手は容赦なく切り捨てられてしまうことも少なくなく、逆にスペックの高い人ほど人気が集中します。
なので容姿や年収など、異性にとって価値の高いスペックに自信のある人ほど、良い出会いが求められます。
マッチングアプリをおすすめしない理由についてのまとめ
マッチングアプリはコミュニケーションを主体として、カジュアルな出会いから仲を深めていくサービスです。
そのためスペックやコミュニケーションに自信のある人ほど利用価値が高く、逆の場合はあまりおすすめできないかもしれません。
自分に合っているかどうかを見極めて、利用するようにしてくださいね。